人事担当者に向けて「退職代行サービス『モームリ』が持つ約4万件のデータから考察」のテーマで講演（谷本慎二）
albatross
代表の谷本が、株式会社ジェイック主催の「採用×教育チャンネル HRドクター」サイトにて、共催セミナーのウェビナー講師として登壇しました。
講演会やコンサルティングなどのご依頼は、MOMURI+（モームリプラス）問い合わせフォームまたはLINEで承っております。
講演実施の背景
この度、株式会社ジェイックより「人事や経営者向けの情報発信メディア採用×教育チャンネル ＨＲドクターにて、オンライン講師として登壇してほしい」とのご依頼を頂きました。
株式会社ジェイックが手掛ける『採用×教育チャンネル ＨＲドクター』は、企業の人事と経営者向けに新卒採用、中途採用、新人育成、リーダー育成、組織へのエンゲージメント向上まで【採用＆教育】のポイントや注意点を発信するメディアです。
過去には22回の講演を行い、今回で23回目の登壇となります。
過去のセミナー講演実績
- 看護師の離職対策カンファレンス（主催：アウトカムマネジメント株式会社）
- 退職防止講演（主催：東京都信用金庫協会）
- 人材流出防止セミナー（主催：彦根商工会議所）
- 新卒の離職率低下について（主催：大学職業指導研究会）
- 看護師等の離職防止・定着促進セミナー（主催：総合メディカル株式会社）
- 総院長ゆうきゆう先生と弊社代表の対談（主催：ゆうメンタルクリニック）
- コールセンター従事者（企業）向けセミナー（主催：株式会社リックテレコム）
- ブラック企業の見極め方（主催：私立大学）
- 医療従事者の人材定着率向上について（主催：総合メディカル株式会社）
- 製造業従事者の離職防止策（主催：株式会社パソナ）
- やめない会社をつくるために（主催：株式会社新潟日報社）
- 保育士の離職を減らすために（主催：社会福祉連携推進法人あたらしい保育イニシアチブ）
- Z世代が離職しない職場作り（株式会社リックテレコム、インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社）
- 保育士の離職を減らすための方法（主催：一般社団法人長崎県保育協会）
- せっかく入ったスタッフが速攻で辞めちゃう理由（主催：ワンディー株式会社）
- 離職者の本音と離職防止策（主催：人材不足・人手不足 対策EXPO実行委員会）
- 情報に惑わされない！企業選びの確かな目を養う（主催：国公立大学）
- 退職代行業者から見た離職者の本音とZ世代の考え方（主催：一般財団法人 日本産業カウンセラー協会）
- 退職代行を使われない会社づくりの方法（主催：歯科クリニック）
- 退職代行業者が伝えるブラック企業の見分け方（主催：国公立大学）
- 離職に関わった者から見た本当の離職原因と離職対策（主催：日本製鉄グループ労働組合総連合会）
- 退職代行業者が伝えるブラック企業の見分け方（主催：中央大学）
講演の概要
退職代行サービス『モームリ』が持つ約4万件のデータから考察
依頼趣旨
職場における人材の定着や離職防止に取り組むうえで、「退職」という選択に至るまでの背景を理解することは、今や企業運営に欠かせない視点となっています。今回の講演では、退職代行サービスの現場で見えてきた利用者の傾向や特徴をもとに、現代の働き手が抱える課題と職場の課題の双方をひも解きます。
講演詳細
開催日時：2025年7月31日 13:00～14:00
開催地：Zoom
参加者：人事担当者・大学のキャリア課職員、他
参加人数：200名以上
講師：谷本慎二（株式会社アルバトロス代表取締役/退職代行モームリ代表）
主催：株式会社ジェイック
講演内容
➀退職代行利用者の傾向と特徴
退職代行を利用する方々の傾向について、雇用形態・業種などのデータを交えながら、特徴的な傾向を共有しました。
②退職代行を使われる会社のとんでもエピソード
累計4万件以上の退職データの中から、特に重い退職理由をピックアップし、依頼者の年齢・性別・業種といった属性情報とあわせ紹介しました。
③Z世代の仕事に対する考え方と退職事例～20代の本音～
利用者にZ世代が多く含まれている実情を踏まえ、彼らの仕事観や退職理由について整理し、わかりやすく解説しました。
あわせて、過去に講演を行った中央大学や私立大学の学生を対象としたアンケート結果も紹介し、若者のリアルな声をお伝えしました。
④株式会社ジェイック 代表取締役 東宮氏による講演
講師：東宮美樹先生（株式会社ジェイック執行役員/株式会社Kakedas代表取締役社長）
講演内容
- 「1on1でケアしているから大丈夫」の罠
- 若手が上司に本音を言っている事柄/言わない事柄
- キャリア形成への関心と不安
- 関心はあっても相談はしない
- 身近でポジティブな「転職」のイメージ
⑤質疑応答
講演中には、多くの質問をお寄せいただきました。以下、いただいたご質問の一部を記載します。
質問内容
- Z世代と自身との価値差異について、どう埋めるべきか迷ってる。大問題になっても助けてくれない、研修が不足しているのに独り立ちさせられた、などは世代間で大きな隔たりがあると思うが、どう考えているか。
- 800人規模の企業だが、職場環境が理由で退職する人が多い中で、どうしても会社の方針や規定を変えることは出来なかったり、嫌な人の性格などを変えることができず限界がある。このような人の退職は防げないのか？
- ディーラー業を営んでいるが、3～5年働いてメーカーへ転職する社員が増えている。年収UPが主な理由だが、中小企業の懐事情からベースアップにも限界がある。何か対策はないか？
- 社長がモームリを利用するケースはあるか？
- 同じ仕事をする同業者と比べて、自社の処遇がやや低く、結果として他社に流れるといった退職が発生している。社員から退職連絡をもらった時に引き止めるものの、自社も規定で動いており処遇提示ではなく「気持ちのみ」で引き止めようとして失敗している。どんな対策が必要か？
講演会を終えて
本講演では、共催セミナーという形で、主催企業である株式会社ジェイック 代表取締役東宮氏ともに、15分ずつ講演をさせていただきました。短い時間ではありましたが、講演中から多くのご質問をいただきました。
ご質問の中には「引き止めがうまくいかない」といった現場ならではの具体的な悩みも寄せられ、参加者の皆様が直面しているリアルな課題を知る機会となりました。
今後もこのような講演会を通じて、企業の定着率向上および労務環境の健全化に貢献してまいります。
企業向けだけでなく大学生や教員など、教育機関向け講演会もおこなっております。コンサルティングのご依頼もMOMURI+（モームリプラス）問い合わせフォームまたはLINEで承っております。
