中央大学生向け『退職代行業者が伝えるブラック企業の見分け方』のテーマで講師として登壇(谷本慎二)

代表の谷本が、中央大学の多摩キャンパスにて『退職代行業者が伝えるブラック企業の見分け方』のテーマで累計約4万件の退職代行のデータを元に講義をおこないました。
講演会やコンサルティングなどのご依頼は、MOMURI+(モームリプラス)問い合わせフォームまたはLINEで承っております。
講演実施の背景
この度、過去に講演した大学の教員の方より「中央大学でも、大学生のうちから知っておくべきブラック企業の見分け方などの講演をしてほしい」とのご依頼を受けました。
中央大学は東京都八王子市に本部を置く1885年創立の私立大学です。「実地応用の素」を理念に掲げ、法・経済・商・理工・文・政策・国際など8学部26学科を展開し、都内4キャンパスで専門教育と国際・キャリア支援に力を入れています。
過去には21回の講演を行い、今回で22回目の登壇となります。
過去のセミナー講演実績
- 看護師の離職対策カンファレンス(主催:アウトカムマネジメント株式会社)
- 退職防止講演(主催:東京都信用金庫協会)
- 人材流出防止セミナー(主催:彦根商工会議所)
- 新卒の離職率低下について(主催:大学職業指導研究会)
- 看護師等の離職防止・定着促進セミナー(主催:総合メディカル株式会社)
- 総院長ゆうきゆう先生と弊社代表の対談(主催:ゆうメンタルクリニック)
- コールセンター従事者(企業)向けセミナー(主催:株式会社リックテレコム)
- ブラック企業の見極め方(主催:私立大学)
- 医療従事者の人材定着率向上について(主催:総合メディカル株式会社)
- 製造業従事者の離職防止策(主催:株式会社パソナ)
- やめない会社をつくるために(主催:株式会社新潟日報社)
- 保育士の離職を減らすために(主催:社会福祉連携推進法人あたらしい保育イニシアチブ)
- Z世代が離職しない職場作り(株式会社リックテレコム、インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社)
- 保育士の離職を減らすための方法(主催:一般社団法人長崎県保育協会)
- せっかく入ったスタッフが速攻で辞めちゃう理由(主催:ワンディー株式会社)
- 離職者の本音と離職防止策(主催:人材不足・人手不足 対策EXPO実行委員会)
- 情報に惑わされない!企業選びの確かな目を養う(主催:国公立大学)
- 退職代行業者から見た離職者の本音とZ世代の考え方(主催:一般財団法人 日本産業カウンセラー協会)
- 退職代行を使われない会社づくりの方法(主催:歯科クリニック)
- 退職代行業者が伝えるブラック企業の見分け方(主催:国公立大学)
- 離職に関わった者から見た本当の離職原因と離職対策(主催:日本製鉄グループ労働組合総連合会)
講演の概要
退職代行業者が伝えるブラック企業の見分け方
依頼趣旨
中央大学の3・4年生の方々に向けて、累計約4万人の退職データと2025年新卒の最新データをもとに講演を行いました。ブラック企業の見分け方や、求人情報で注目すべきポイント、実際に寄せられた退職理由などを具体的に紹介しました。現代の大学生も該当する『Z世代』の価値観も踏まえ、後悔しない企業選びにつながるよう解説しています。
講演詳細
開催日時:2025年7月10日 13:20~15:00
開催地:中央大学多摩キャンパス
参加者:中央大学多摩キャンパスの3、4年生
参加人数:約120名
講師:谷本慎二(株式会社アルバトロス代表取締役/退職代行モームリ代表)
主催:中央大学
講演内容

➀会社紹介/退職代行について
弊社代表のこれまでの経験に触れつつ、現在展開しているサービスや事業の全体像についてご説明しました。
②知っ得べき労働法
退職を考える際に知っておきたい法律について、雇用形態ごとに詳しく解説しました。
③25新卒社員の退職代行利用者データ
2025年新卒社員の最新退職代行利用データを紹介しました。退職理由に加え、雇用形態や業種別の傾向も開示し、共通して見られる退職理由を明らかにしました。
④Z世代の仕事に対する考え方
『Z世代の若者たちが仕事にどんな価値観を持ち、どんな理由で辞めているのか』について、同世代である大学生の皆さんに身近に感じてもらえるよう、仕事観や退職理由を整理して解説しました。さらに、弊社のZ世代社員への事前インタビューをもとに、リアルな声もあわせて紹介しました。
⑤企業選びのポイント
企業を選ぶ際の基本的な考え方や確認すべきポイントについて説明し、あわせて求人情報で特に注意すべき項目についても詳しくお伝えしました。
⑥気をつけた方がいい企業の特徴
退職代行サービスを通して見えてきた、ブラック企業とされる職場の特徴や、そこまでではないものの注意が必要な企業の傾向を具体的に解説しました。また、寄せられた退職理由の実例も紹介しました。
⑦まとめ
企業を選ぶ際に役立つ見極め方について、要点を絞って解説しました。
⑧質疑応答
事前に寄せられた質問について、それぞれ回答しました。以下、いただいた質問の一部を記載します。
質問内容
- 利用者の年齢層・性別・学歴にはどのような傾向がありますか?
- 気質的に共通点(たとえばストレス耐性が低い、気が弱いなど)はあります
か? - 企業と新入社員のミスマッチはなぜ起こると思いますか?
- 即日退職は可能ですか?どのような条件が必要ですか?
- 企業にアポなしで訪問したりするケースはありますか?
- MOMURI+などの関連サービスにはどのような内容がありますか?
- 最初の依頼や宣伝方法はどのようなものでしたか?
- 社員構成は?1 人当たりが担当する案件数は?
- 法的トラブルを経験したことはありますか?どう対応しましたか?
- 離職率の改善など、新たなサービス展開の構想はありますか?
- 一番大変だった案件や対応が難しかった事例は何ですか?
- 特殊な依頼(たとえば一風変わった要求など)の例があれば教えてください。
講演会を終えて
今回の講義には中央大学の3・4年生が参加し、人数は過去最多の約120名にのぼりました。
「知っておくべき労働法」や「企業選びのポイント」「ホームページで見るべき点」では、ほとんどの学生がスクリーンの資料を撮影していました。
画面が切り替わるたびに写真を撮る学生も多く、講義に真剣に取り組んでいる様子がうかがえました。また、中には起業を目指す学生もおり、意欲的な姿が印象的でした。
一方で、無期雇用と有期雇用の法律や違いを正しく理解している学生はほとんどおらず、労働に関する教育の強化が今後ますます求められると感じました。
今回のように大学生や教員の方々をはじめとする、教育機関向けの講演会も数多く実施しております。働く現場のリアルな情報や、今後のキャリア形成を考える機会が得られるとして、学生や教員の方からも大変ご好評をいただいております。
講演会だけでなく、コンサルティングのご依頼もMOMURI+(モームリプラス)問い合わせフォームまたはLINEで承っております。