保育施設の経営者向けに『保育士の離職を減らすための方法』のテーマで講師として登壇(谷本慎二)

代表の谷本が、一般社団法人 長崎県保育協会主催の定時総会セミナーに講師として登壇しました。
県内の保育園関係者や保育士の皆さまに向けて、『退職代行業者が伝える保育士の離職を減らすための方法』をテーマに、累計約4万件の退職代行のデータをもとに講演を行いました。
講演会やコンサルティングなどのご依頼は、MOMURI+(モームリプラス)問い合わせフォームまたはLINEで承っております。
講演実施の背景
この度、一般社団法人長崎県保育協会より「本会定時総会にあたり、記念講演講師として登壇してほしい」とのご依頼を受けました。
一般社団法人長崎県保育協会は、県内の公私立保育園などで構成される団体です。保育士の資質向上を目的とした研修の実施や、地域の子育て支援センターとして子育て家庭の支援に取り組み、子どもたちの健やかな成長を支えています。
過去には13回の講演を行い、今回で14回目の登壇となります。
過去のセミナー講演実績
- 看護師の離職対策カンファレンス(主催:アウトカムマネジメント株式会社)
- 退職防止講演(主催:東京都信用金庫協会)
- 人材流出防止セミナー(主催:彦根商工会議所)
- 新卒の離職率低下について(主催:大学職業指導研究会)
- 看護師等の離職防止・定着促進セミナー(主催:総合メディカル株式会社)
- 総院長ゆうきゆう先生と弊社代表の対談(主催:ゆうメンタルクリニック)
- コールセンター従事者(企業)向けセミナー(主催:株式会社リックテレコム)
- ブラック企業の見極め方(主催:私立大学)
- 医療従事者の人材定着率向上について(主催:総合メディカル株式会社)
- 製造業従事者の離職防止策(主催:株式会社パソナ)
- やめない会社をつくるために(主催:株式会社新潟日報社)
- 保育士の離職を減らすために(主催:社会福祉連携推進法人あたらしい保育イニシアチブ)
- Z世代が離職しない職場作り(株式会社リックテレコム、インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社)
講演の概要

保育士の離職を減らすための方法
依頼趣旨
保育業界では、全国的に保育士の退職が大きな課題となっており、離職防止に向けた取り組みが急務となっています。こうした背景を踏まえ、累計約4万件の退職をサポートしてきた退職代行業者の視点から、若手職員の定着や働きやすい職場づくりに役立つヒントを提供します。
講演詳細
開催日時:2025年5月30日 13:15~14:45
開催地:長崎県総合福祉センター5階大ホール
参加人数:約130名
参加者:保育施設理事長・園長等
講師:谷本慎二(株式会社アルバトロス代表取締役/退職代行モームリ代表)
主催:一般社団法人長崎県保育協会
講演内容

➀会社紹介
代表の経歴や弊社のサービス内容・事業概要について簡単に紹介しました。
②退職代行の利用者データ
退職代行利用者の全体のデータと、保育士のみを抽出したデータを比べ、考察した内容をお伝えしました。また、保育士で多く挙げられる労務問題の情報も開示しました。
③保育士の退職理由
保育士の退職理由として主に挙げられる退職理由として、大きく2種類に分類できると説明し、具体的な退職理由も開示しました。
④Z世代の仕事に対する考え方と退職事例
若者世代にあたる「Z世代」とは何か、特徴についても解説しました。また、弊社のZ世代へ事前にインタビューした動画も放映し、仕事に対する向き合い方のリアルな声として共有しました。
⑤コミュニケーションの取り方
保育士の離職を減らすためには、従業員とのコミュニケーションが大切であることをお伝えしました。Z世代の特徴を踏まえ、面談時やプライベートでの交流の際に気を付けるべきポイントを解説しました。
⑥離職防止策
求人票の記載内容や面接時に気を付けたいポイントについてお話ししました。あわせて、弊社で実際に取り組んでいる対策や、すぐに実践できる具体的な施策についてもご紹介しました。
⑦まとめ
離職防止において鍵となるポイントを、簡潔にお伝えしました。
⑧質疑応答
講演後に寄せられた質問について、それぞれ回答しました。
質問内容
- 従業員から聞いた退職理由は、他の従業員にも伝えたほうが良いのか?
- Z世代に全て合わせないといけないのか?合わせた際に、もしストレスを感じてしまった場合、どこに発散したらいいのか?
講演会を終えて

参加者の方々に退職代行モームリを知っているか伺ったところ、退職代行サービス自体を知っている方は約9割、モームリの名前を知っていた方は約5割という結果でした。
参加いただいたのは今回は約130名の方に参加いただきましたが、40代〜70代の園長先生や理事長の方々が中心でした。Z世代の考え方を理解できると答えた方や、うまくコミュニケーションを取れていると感じている方は1割程度でした。
講演中は、多くの方がうなずきながら熱心に聞いてくださり、半数近くの方がメモを取られていました。
講演後の質疑応答では、時間いっぱいまで多くのご質問をいただきました。参加された方々の熱意とともに、退職代行業者による講演の必要性を改めて実感しました。
こうした講演や企業・学生向けのコンサルティングや相談会は、個別対応も可能です。